まったりゆっくりな活字中毒者のブログです
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本物にしか見えない件について。
『クドリャフカの順番―「十文字」事件』 米沢穂信

さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作第三弾。
待望の文化祭。だが、折木奉太郎が所属する古典部では大問題が。手違いで文集を作りすぎてしまったのだ。古典部の知名度を上げて文集の完売を目指すため、奉太郎たちは学内で起きた連続盗難事件の謎に挑むことに!
前までのシリーズはずっとホータロー視点だったのが、今回の場合は古典部員のそれぞれの視点でかかれてます。
ホータロー大好きな私としては、案の定今回も千反田さんに振り回されてる彼に悶えてました。(笑)ホータロー!ホータロー!
『氷菓』、『愚者のエンドロール』と文庫版で買ってたのですが、今回は何故かハードカバーサイズなので断念・・・。機会あったら買いたいです。
確実に完売無理!と思われていた山積み「氷菓」がいかにして売れていくのか。福部の宣伝+女帝入れ知恵千反田のお願い作戦+ホータローの頭脳戦。はたして一番効果あったのはドレだ?!(考えるまでもなくホータローですが)
前回までさほど気になっていなかった、自称「データーベース」の福部が今回ちょこっとだけ好きになりました。てか結局お前麻耶花大好きなんじゃん!!(笑)
米沢さんの本は、軽快なテンポで進んでいく中でちょこっとだけ寂しさを覚えさせるようなものが多いです。ほろ苦い青春ミステリ、なんてこれほどピッタリ合う文句は無いと思う。
有川さんもですが、米沢さんといい桜庭さんといいラノベ出身で活躍していらっしゃる作家さんが最近多くなってますね。ラノベが世間的にも認められてきたということなのでしょうか・・・?
というか、本の感想が殆ど一月に一回のペースになってしまっている。(笑)
ちゃんと更新しなくちゃねー・・・。
次→『見えざるピラミッド』!!
ついでに清水シリーズの文庫版もそろえられたら良いと思う今日この頃。
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